専業主婦業って年収換算するといくら?|軽作業・内職依頼は低コストで短納期の【手作業マーケット】箱詰め、シール貼りなど
2026/08/10 基礎知識
専業主婦業って年収換算するといくら?
専業主婦業って年収換算するといくら?〜専業主婦だって認めてほしい〜
専業主婦の仕事は無休であり無給のWむきゅうです。
「これだけ家族のために頑張っていても、収入に結びつかない」と虚しくなってしまう人もいらっしゃるかもしれません。
実は、家事を年収換算すると、約400万円〜500万円にもなります。
ここでは、家事をお金に換算する方法で、専業主婦の皆さんが普段されている家事がどのぐらいの収入になるのかを実際に見ていきましょう。
家事を年収換算する計算式
家事を年収換算する方法は、2種類あります。
・機会雇用法(OC法)
・代替費用法(RC-S/RC-G法)
それではそれぞれの方法で、実際に家事を年収換算してみましょう。
機会雇用法(OC法)
OC法とは、家事に充てていた時間を、外での労働に置き換えて年収換算する方法です。
例えば、1日に家事をしている時間を7時間とします。
厚生労働省が発表している「男女別・年齢別の1人あたりの時間給」を参考にすると、35歳女性の平均時給は、約1,500円です。
週に1回の休みがあると仮定すると、月に25日働いていることになります。
そうすると、1ヶ月の給料は、
1,500円×7時間×25日=26万円
これが、12ヶ月だと、約310万円ということになります。
OC法で算出すると、専業主婦の年収は、310万円ということになります。
代替費用法(RC-S/RC-G法
代替費用法は、家事の内容ごとに類似サービスの給与に当てはめてそれらをトータルすることによって算出する方法です。
代替費用法には、RC-SとRC-Gの2つのパターンがあります。
RC-Sは、炊事は調理師、掃除は清掃員、育児は保育士など、専門職の給与に当てはめて賃金計算していきます。
RC-Gは、種類ごとではなく、家事全般を家事代行サービスとみなして給与計算する方法です。
ここでは、それぞれの専門職の給与に当てはめて計算するRC-Sの方法で計算してみましょう。
次の専門職の平均時給に当てはめていきます。
・炊事→調理師の平均時給1,100円
・掃除→清掃業の平均時給1,100円
・買い物→宅配業の平均時給1,000円
・洗濯→クリーニング業の平均時給1,000円
・育児→保育士の平均時給1,200円
それでは、実際に計算してみます。
・炊事 1,100円×3時間=3,300円
・掃除 1,100円×2時間=2,200円
・買い物 1,000円×1時間=1,000円
・洗濯 1,000円×1時間〜1,000円
・育児 1,200円×7時間=8,400円
これらを合計すると、1日の家事労働は15,900円に換算されます。
月に25日働いたとすると、月収は397,500円です。
年収にすると、約480万円の給与になります。
育児の時間を含めたため、OC法よりは高めになりました。
家事を年収換算することの重要性
上記のように、家事を年収換算すると、「思っていたより多い!」と思いませんでしたか?
サラリーマンと、さほど変わらない年収になったと感じた方もいらっしゃるでしょう。
「でも家事を年収換算したところで、実際にお金をもらえるわけではないから、しても無駄じゃない?」
そんな風に考えた方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、年収換算して主婦の仕事を見える化することは、夫婦間や家族間の関係性を良好に保つためには必要なことなのです。
冒頭で、専業主婦は、無休・無給のWむきゅうと言いましたが、年収換算をしてみると、サラリーマンと同じぐらい働いていることが分かりました。
サラリーマンと同じ働きをしているのにも関わらず、外で働くサラリーマンには休みがあって、専業主婦には休みがないというのは、不公平ですよね。
これでは、まるでブラック企業です。
「これだけ働いているのだったら、やっぱり休みも必要だよね。」とパートナーや家族が専業主婦の仕事に理解を示してくれれば、夫婦間や家族間の関係性もより良好になるのではないでしょうか?
主婦とは?
主婦とは、一般的に家事や育児をする人のことです。
独身の人は家事をしていても、主婦とは呼ばれませんよね。
主婦は、家族のために家事や育児をする人のことであることが分かります。
近年では、主婦だけでなく主夫もおり、男女問わず、日本における専業主婦の割合は約30%、つまり、3人に1人は専業主婦もしくは専業主夫ということになります。
ただし近年、専業主婦(以降、主夫も含めます)の数は減ってきています。
育児休業制度を利用し、出産後も再び働き始める方が増えていたり、子育て中のママも時短制度などを利用し、ワークライフバランスをうまくとりながら正社員として働く方も少なくありません。
専業主婦が減少している現代
高度経済成長期の日本においては、男性は外で働き、女性は専業主婦という構図が一般的でした。
昭和55年には、専業主婦世帯は1150万世帯、共働き世帯は600万世帯であったとされています。
しかしながら、平成26年には、共働き世帯が1114万世帯、専業主婦世帯が687万世帯になり、逆転しました。
3世帯中1世帯のみ専業主婦世帯ということになります。
この状況は、ここ近年ずっと続いており、少しずつ共働き世代が増えています。
そして、近年では、専業主婦であっても在宅ワークで収入を得たいという方が増えています。
これは、単に収入が欲しいというだけではありません。
・自分の存在意義を見出すため
・自己肯定感を高めるため
・家族以外の誰かに認めてもらいたい
・社会の役に立ちたい
このような願望から在宅ワークを始める人もいます。
ここまでお話ししたように、新しい専業主婦の形が、徐々に出来上がってきているのです。
まとめ
専業主婦の仕事は、ブラック企業と同じ。
休みはないし、給料もない。
でも専業主婦の仕事を年収換算すると、サラリーマンと同じぐらいになります。
この事実を、パートナーや家族に知ってもらうことで、家族間や夫婦間の関係性も良好になることは間違いありません。
そして、近年では、専業主婦をしながら在宅ワークで働くという新しい専業主婦の形も増えてきました。
専業主婦の皆さんも、どんどん新しいチャレンジをしてみてはいかがでしょうか?