紹介予定派遣って何?派遣と何が違うの?5つのメリットも紹介!|軽作業・内職依頼は低コストで短納期の【手作業マーケット】箱詰め、シール貼りなど

2024/07/25 基礎知識

紹介予定派遣って何?派遣と何が違うの?5つのメリットも紹介!

紹介予定派遣って何?派遣と何が違うの?5つのメリットも紹介!内職依頼は低コストで短納期の【手作業マーケット】

皆さん、紹介予定派遣ってご存知でしょうか?
派遣という働き方は、既に世の中に浸透していますが、紹介予定派遣となると、「派遣と何が違うの?」と思う方もいらっしゃることでしょう。
ここでは、「紹介予定派遣について知りたい!」という皆さまのために、派遣との違いやメリットについてご紹介いたします。

紹介予定派遣とは?

紹介予定派遣とは、派遣社員としての契約が終了した時点で、派遣先企業の直接雇用となることを前提とした派遣のことを指します。
いわば、派遣期間は試用期間のようなものと考えていただければ分かりやすいかもしれません。
派遣期間の間に、派遣先企業も就業する派遣社員も双方が、直接契約を締結するかどうか検討できる期間となります。
派遣期間中に、双方ともに直接契約をする意思が変わらなければ、派遣期間終了後に派遣社員と派遣先企業が直接雇用契約を結び、派遣社員はそのまま派遣されていた企業で働くことになります。

紹介予定派遣と派遣の異なる点

紹介予定派遣と派遣では、働くうえでいくつか異なる点があります。
ここでそれぞれの異なる点を見ていきましょう。

面接について

派遣の場合、派遣先企業による書類選考や面接はありません。
派遣業者が、派遣先企業の希望に沿った人をセレクトして派遣先企業へ派遣します。

一方、紹介予定派遣では、派遣終了後は派遣先企業との直接契約を前提としているので、派遣として就業する前に、派遣先企業における書類選考や面接があります

契約期間について

契約期間についても、派遣と紹介予定派遣は異なります。
派遣の場合、同一企業における派遣期間の上限は、原則3年以内と決められています。

一方、紹介予定派遣の場合は、最長6か月まで可能です。
契約が満了となれば、派遣はそこでの就業は終わりとなりますが、紹介予定派遣の場合、契約終了後は双方が合意すれば、企業が直接雇用し就業者は、そのまま同じ会社で就業することになります。

派遣期間中の直接雇用について

派遣の場合、派遣期間中の派遣先企業と派遣社員の直接雇用の締結は禁じられています。

しかしながら、紹介予定派遣の場合は、派遣期間中であっても双方が合意すれば、派遣期間の満了を待たずして直接雇用の締結が認められています。

紹介予定派遣のメリットとは?

紹介予定派遣のメリットとは? 内職依頼は低コストで短納期の【手作業マーケット】

紹介予定派遣と派遣では、大きく異なる点があることが、お分かりいただけたことと思います。
これらの相違点を踏まえたうえで、紹介予定派遣のメリットについてご紹介しましょう。

職場の雰囲気や仕事内容を知ったうえで直接雇用契約できる

実際に働いてみないと、職場の雰囲気や仕事内容は分かりません。
紹介予定派遣であれば、まずは派遣社員として働くことができるので、派遣期間中に実際に自分がこの会社でやっていけるのかどうかを見極める時間があります
そのため、入社前と入社後の「こんなはずではなかった」といったギャップを避けることができます。

未経験の人にも門戸が開かれる

通常、企業が求人をする場合、即戦力が欲しい場合が多いため「未経験者不可」とされるケースが多くあります。
しかしながら、紹介予定派遣においては、比較的「未経験可」の求人も多くあります。

紹介予定派遣には、未経験だけど、チャレンジしたいというキャリアチェンジを目指す方にも門戸が開かれているというメリットがあります。

大手企業で働くチャンスがある

紹介予定派遣では、大手企業からのオファーも多くあります。
一般には求人として出回っていない企業が、より確実に良い人材を獲得するため、派遣会社に依頼をしているからです。
憧れの企業やメーカーで働くチャンスを手に入れることができるのが、紹介予定派遣のメリットのひとつです。

紹介予定派遣が成立しなくても履歴書に傷がつかない

通常の雇用形態で企業に入社し、いざ働いてはみたものの「聞いていた話と違う」「職場の環境が合わなかった」などといった理由で退職すると、短期間であっても在籍していた企業名を履歴書に記載しなければなりません。
働いていた期間が短期間であれば、あなたにとって良くない履歴が残ってしまうことになります。
次に転職活動をする際に大変不利に働きます。

しかしながら、紹介予定派遣であれば、派遣期間中にもし「この会社は思っていたところと違う」「合わない」と思ったら、直接雇用に合意しなければ良いのです。
そうすれば、履歴書には派遣社員として契約が満了となったので退社したということになるので、後の転職活動に支障をきたすこともありません。

派遣会社のサポートが得られる

派遣会社のサポートが得られるのも紹介予定派遣の大きなメリットです。
派遣期間中は、派遣会社の担当によるサポートが受けられます。
何か困ったことがあった時は、契約終了後に直接雇用を断りたい時など、派遣会社が間に入ってくれるので安心です。

紹介予定派遣として働くためには?

ここまで読み進めていただいた皆さまのなかで、「ぜひ紹介予定派遣で働いてみたい」という方に、ここからはどうすれば紹介予定派遣として働くことができるのかをご説明いたします。

まずは、派遣会社に登録しましょう。
その際に紹介予定派遣希望である旨もしっかりと伝えておきましょう。
派遣会社によって、得意な業種や職種が異なります。
ご自身が希望する業種や職種を多く取り扱っている派遣会社に登録することをおすすめします。

登録すれば、担当者と面談を行ないます。
どのような企業を希望しているのか、自身のキャリアなどしっかりと伝えておくことで、あなたの希望に沿った企業を探してくれます。

希望に合った企業が見つかれば、派遣会社から紹介されます。
ご自身の希望条件と合致していれば、いよいよ派遣先企業による選考が始まります。
書類選考に通れば、担当者による面接が行なわれます。
面接をパスすれば、派遣先企業での就業がスタートします。
あとは、実際に仕事をしながら、実際に自分に合っているかどうかを見極めましょう。

まとめ

さまざまなメリットがある紹介予定派遣ですが、派遣先企業との面接もあるため、働き始めるまでに少し時間がかかる場合があります。
また、直接雇用を前提にした派遣になるので、一般の派遣に比べて、ハードルが高くなることは覚悟しておきましょう。

紹介予定派遣といっても、必ずしも直接雇用してもらえるわけではありません。
派遣期間の間は、派遣先企業にとっては試用期間でもあるため、あなたの働きや、人となりをチェックしています。
直接雇用を望む会社であれば、派遣される方もしっかりと自分自身をアピールすることが大切です。

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