求人票でよく見る「倉庫内作業」ってどんな作業?作業内容について詳しく解説|軽作業・内職依頼は低コストで短納期の【手作業マーケット】箱詰め、シール貼りなど
2024/05/16 内職作業
求人票でよく見る「倉庫内作業」ってどんな作業?作業内容について詳しく解説
「求人票でよく見る倉庫内作業ってどんな作業?」
そんな風に思ったことはありませんか?
何となく、「倉庫内でする作業何だろうな~」ということは推測できるものの、具体的にはどのような内容の作業なのかは分からないという方も多いことでしょう。
ここでは、倉庫内作業について、
- 具体的にどのような作業なのか?
- 倉庫内作業に役立つ資格はあるのか?
- どのような人が向いているのか?
などといったことについて詳しく解説いたします。
求人票を見て、「倉庫内作業の仕事が気になっているけど、どんな作業か分からないから・・・」と応募をためらっていた皆さま、ぜひこれを読んで就職や転職の際にお役立てください。
倉庫内作業ってどんな作業?
倉庫内作業とは、荷物を保管している倉庫内で行なう軽作業のことをいいます。
物流倉庫や工場の保管庫、出荷場などで需要があります。
力仕事やフォークリフトを使った作業、検品や梱包などといった作業など、倉庫内作業もさまざまです。
倉庫内作業の具体的な仕事について
倉庫内作業といっても、仕事内容はさまざまです。
ここでは、具体的な仕事についてご紹介いたします。
①ピッキング
ピッキングとは、倉庫内にある荷物を指示書に沿って集めていく作業のことです。
倉庫内作業といえば・・・という倉庫内作業を代表する仕事です。
荷物を集める際は、台車やカートなどを使って複数個集めていきます。
検品や梱包、箱詰め、仕分けなどを兼任することもあります。
運搬
運搬は、おもにフォークリフトを使って荷物を運ぶ作業のことです。
荷物が大きい、重い、多いなどの場合には、パレットと呼ばれる台に載せて運搬します。
③検品
検品は、出荷する荷物が間違っていないか確認する作業のことです。
製造工場と物流倉庫では、検品の方法も異なります。
製造工場であれば、以下のような検品作業を行ないます。
不良品検品 | 商品や製品に不良品がないか目視や顕微鏡で確認する |
---|---|
混入検品 | 商品や製品に異物の混入がないか確認する |
作動検品 | 電気機器などの商品や製品が正しく作動するか確認する |
一方、物流倉庫であれば、以下のような検品作業を行ないます。
数量検品 | 入荷した商品や製品の個数が伝票と合っているか確認する |
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出荷検品 | ピッキングの出荷商品の個数が伝票と合っているか確認する |
④仕分け
仕分けは、届いた荷物を所定の場所(それぞれの配送先等)へ仕分けする作業です。
物流倉庫の場合は、大量の荷物が届きます。
届いた荷物をいかに迅速に仕分けをするかが、スムーズな出荷のカギを握っています。
一方、製造工場での仕分け作業は、製品を段ボールに詰めたあと、保管庫へと運搬します。
そのため、梱包と仕分けを同一人物が兼任して行なう場合もあります。
⑤梱包
梱包は、商品の箱詰めや包装を行なう作業のことです。
製造工場などから出荷される商品や製品は、運送時に傷がつかないように、段ボールやビニールなどで梱包して出荷します。
⑥積み込み
商品を出荷するためにトラックに荷物を積む作業が、積み込みです。
ほとんどの場合、パレットに積んでフォークリフトで積み込んでいきますが、手作業で行なう場合もあります。
倉庫内作業の際、あると便利な資格4選!!
倉庫内作業を始めるにあたっては、特に資格を求められることはありませんが、あると便利な資格はあります。
もっていれば、転職の際などに重宝されることも多いので、倉庫内作業の仕事を考えている方は、挑戦することをおすすめします。
①フォークリフト運転技能者
物流倉庫や工場の出荷場などでは、運搬の際にフォークリフトを使用します。
フォークリフトの免許があれば、即戦力として活躍することができます。
時給アップや、資格手当がついたり、採用の際にも有利に働きます。
倉庫内作業を目指すなら、取得しておいて損はありません。
②大型、中型、大型特殊、けん引などの自動車免許
これらの免許は、倉庫内作業において大いに役立ちます。
物流の仕事に就きたいという方であれば、必ずいずれかは必要になるでしょう。
③倉庫管理主任者
倉庫を適切に管理するために必要な知識や能力があることを示す資格です。
倉庫業者には、有資格者の選任が義務付けられています。
この資格を取得するためには、以下の条件が必須です。
- 倉庫の管理の業務に関して2年以上の指導監督的実務経験
- 倉庫の管理の業務に関して3年以上の実務経験
上記の条件をクリアできていれば、講習を受ければ取得できます。
④危険物取扱者
ガソリンや化学薬品など危険物を取り扱うための資格です。
「甲種」「乙種」「丙種」がありますが、甲種は「全種類の危険物」、乙種は「1~6種までの指定危険物」、丙種は「引火性液体」を扱うことができます。
危険物を取り扱う倉庫や工場には有資格者の設置義務があります。
資格をもっていると就職の際に有利です。
倉庫内作業の魅力
倉庫内作業には、ほかの職種にはない魅力もたくさんあります。
- 未経験でもすぐに仕事が覚えられる
- シフト勤務のところが多いので、プライベートの予定が立てやすい
- 力仕事に自信がない方でも働きやすい
- シニア世代にもチャンスがある
- 非正規雇用から正社員登用の道も拓かれる
倉庫内作業に向いている人
倉庫内作業に向いている人は、こんな人です。
- 体力に自信がある人
- 集中力がある人
- 一人でコツコツとする仕事が好きな人
力仕事が必要のない作業でも、一日に繰り返し作業が続くと体力も必要になります。
また検品・梱包などは立ち仕事が多いため、一日中立ったままの仕事に耐えられるだけの体力は必要です。
倉庫内作業は、同じ作業の繰り返しです。
一つの仕事を集中してこなせる人、また人と関わらず黙々とする仕事が好きな人が向いています。
まとめ
倉庫内作業は、フォークリフト作業、ピッキング、検品、梱包、仕分けなどさまざまな業務があることをお分かりいただけたと思います。
なかには力が必要な仕事もありますが、力仕事に自信がない人や女性やシニアの方でも始めやすい作業も多々あります。
また未経験でもすぐに始められるのが、この仕事の魅力です。
資格があれば重宝される作業もありますので、倉庫内作業でステップアップしたい方、また有利に就職したい方は、資格の取得にも挑戦してみてください。